こんにちは!
熊谷と前橋にあるパーソナルトレーニングジム、レガロスの星野です。
冬になるとゴルフの調子が落ちる…そんなお悩みはありませんか?
冬は気温の低下によって筋肉がこわばり、思うように体が動かなくなる季節です。スイング時の可動域が狭まり、飛距離が落ちたり、フォームが乱れたりする方も多いのではないでしょうか。
この記事では、寒い季節でも安定したスイングを維持し、理想のショットを打つためのポイントをお伝えします。屋外スポーツを楽しむすべての方に役立つ内容です。
1. 冬のスイング不調の原因を知る
寒さによる体の変化は、スイングの安定性に大きく関わります。特に次の3点が主な原因です。
① 筋肉の硬直
寒さで筋肉温度が下がると、関節の可動域が狭まり、テークバックからフォローまでスムーズに動かせなくなります。肩甲骨や股関節が硬いままだと、上半身と下半身の連動がうまくいかず、スイングがバラバラに。
② 体幹の弱化
寒い時期は運動量が減りやすく、姿勢を支える体幹筋群の働きが鈍ります。体幹が安定しないと、スイング軸がぶれて力が分散し、飛距離が伸びません。
③ 血流の低下
冷えによって血流が滞ると、筋肉への酸素供給が不足し、動きが重く感じます。疲労が抜けにくくなり、練習後のパフォーマンス回復にも時間がかかります。
2. スイングを安定させるための3つの体づくりポイント
冬でも快適にスイングするためには、「温める」「整える」「支える」の3つが鍵です。
(1)体を温めて“動ける状態”をつくる
ウォームアップを軽視すると、ケガやフォーム崩れにつながります。
おすすめは「股関節まわり」「肩甲骨まわり」を中心に動かすダイナミックストレッチ。
たとえば、
- 大きく腕を回すアームサークル
- 骨盤を前後にゆらすヒップチルト
- 太もも裏を伸ばすレッグスイング
これらを5〜10分行うだけでも、筋温が上がり、スイング動作がスムーズになります。
(2)体幹を安定させるトレーニングを取り入れる
体幹の安定は、スイング軸を保つための土台です。
冬場は特に、「インナーマッスル(深層筋)」を活性化させるトレーニングをおすすめします。
例として、
- プランク(お腹の深層筋を強化)
- デッドバグ(お腹と腰を同時に安定させる)
- サイドプランク(左右のバランスを整える)
これらを日常的に取り入れることで、上半身と下半身の連動が向上し、ブレないスイング軸を作ることができます。
(3)フォームを“整える”柔軟性と筋力のバランス
スイングの安定には、「柔軟性」と「筋力」の両立が欠かせません。
肩甲骨や股関節を柔らかく保つストレッチを行いながら、下半身の支持力を高めるスクワットやランジ系のエクササイズを加えると効果的です。
特にゴルフでは、「下半身が動かず上半身だけで振る」癖が出やすい方が多いため、足裏で地面を押す感覚を意識してみましょう。これが冬のスイング安定につながります。
3. 冬ゴルフを支える体調管理のポイント
スイング練習だけでなく、日常生活での体のケアも大切です。
冷え対策と回復力アップの観点から、以下を意識してみてください。
- 食事で“温める力”を補う
しょうが・ねぎ・根菜類など、体を温める食材を積極的に。 - 睡眠で回復を促す
トレーニング後の睡眠は筋肉の修復を助け、翌日のパフォーマンスに直結します。 - 腸内環境を整える
最近は「腸活」も注目されています。腸内が整うことで、免疫や代謝も上がり、冬でも疲れにくい体になります。
4. トレーナーから見た冬ゴルフの“成功の鍵”
レッスンを受けている方々を見ていると、冬でも上達を続けている方には共通点があります。
それは、「オフシーズンを“整える期間”と捉えている」ことです。
気温が下がるこの時期こそ、フォーム修正や筋力バランスの見直しをするチャンス。
季節を理由に練習を止めてしまうのではなく、次の春に向けて体を整える準備期間と考えることで、シーズンイン後の飛距離や安定性が大きく変わります。
まとめ
冬のスイング不調は、単なる寒さのせいだけではありません。
筋肉の硬直、体幹の弱化、血流の低下など、体の変化を理解して対策することで、安定したスイングは十分に保てます。
「温める」「整える」「支える」この3つのポイントを意識しながら、冬の練習を充実させていきましょう。
レガロスでは、一人ひとりの体の状態に合わせてトレーニングを設計し、シーズンを通して理想のパフォーマンスをサポートしています。
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