清水明子

第1章:幼少期・原体験

私は1978年、埼玉県の寄居町という自然豊かな町に生まれました。

家族は父と母、それに兄と妹の5人。

さらに、犬のゴンや猫のクロをはじめ、十数匹もの動物たちと暮らしていて、家の中はいつもにぎやかで、愛情ある温かい家族に包まれていました。

小さい頃の私は、妹の面倒をよく見る“しっかり者のお姉ちゃん”。

家の中では元気いっぱいで明るい子でしたが、外ではちょっと引っ込み思案で、自分の気持ちをうまく言えないタイプ。

人前で話すときはいつもドキドキして、ちょっと自信が持てなかったんです。

でもその分、人の気持ちを感じ取ることが自然と身についていました。

「この人、今ちょっと悲しそうだな」とか「本当は無理してるかも」って、表情や雰囲気でわかるんです!

今の私の仕事の“土台”になっている部分は、きっとこの頃から育っていたんだと思っています。

第2章:学生時代(小中高・大学)

小学生の頃は、母が入退院を繰り返していたので、私は妹の世話や家のことをよく手伝っていました。

お姉ちゃんとして頑張らなきゃって思っていたんでしょうね。

中学・高校では演劇部に所属して、舞台づくりに夢中になりました。

舞台監督や裏方もキャストも全部経験して、チームで一つの舞台を作り上げる感動は今でも忘れられません。

大会で最下位から2位まで上がったときは、もうみんなで喜び合いました。

あの達成感は今でも私の原動力です!

そして専門学校では、服飾の世界へ。

自分の頭の中にあるデザインが“形”になっていくのがすごく楽しくて

「こんなに夢中になれることがあるんだ!」って思いました。

ただ実は幼少期の頃から、学習面では苦労も多かったんです。

なぜなら私は“ディスレクシア(読字障害)”があって、文章を読むのにも書くのにも時間がかかるタイプで(泣)

人より遅れてしまうことが多くて、恥ずかしい気持ちになることは多々ありましたね。

運動も苦手で、体育ではうまく動けなかったり、体力なさすぎたり、ケガしたりで…。

当時は「どうして私はみんなみたいにできないんだろう」って、自分を責めてしまうこともありました。

そんな中で救ってくれたのが、ある先生のひとこと。

いじめに悩んでいたとき、「俺が助けるから安心しろ」って言ってくれた先生の言葉は、今でも心に残っています。

そのとき初めて「人の一言がこんなにも心を救うんだ」と知りました。

この経験が、今の“誰かを支えたい”という想いにつながっています。

「私も、あの先生みたいに人を癒やせる存在になりたい」──そう思うようになったんです。

第3章:社会人初期・修行時代

専門学校を卒業して、最初に働いたのはコンビニのアルバイトでした。

気づいたら副店長を任されていて、スタッフ育成や経営などを学ぶ良い機会になりました。

忙しいけれどやりがいがあって、お客様やスタッフに「ありがとう」って言われるたびに、「人に喜ばれる仕事っていいな」と感じていました。

同時に父の電気工事の手伝いもしていました。

父との仕事では、一つひとつの作業を丁寧にこなすことでお客様から信頼を得られ、細やかな配慮が集客にもつながることを学び父を尊敬しました。

でも…頑張りすぎたんですね。

気づいたら、心も体も限界を超えていて、重いうつ病を発症してしまいました。

当時は本当に何もできなくて、「自分って何のために生きてるんだろう」と思う日もありました。

そんな時に出会ったのが、“英国式リフレクソロジー”という癒しの世界でした。

足裏から心と体を整える、という考え方に心を奪われたんです。

その同じ時期に出会ったキラキラと輝く女性起業家の方々との出会いも今の私に繋がっています。

彼女たちは自分の信念を持って生きていて、「私もこんな風になりたい!」と強く憧れたのを覚えています。

あの出会いが、私の人生の“再スタート”のきっかけになりました。

第4章:転機・独立への道

うつ病からの回復期、通っていたサロンで「あなたもリフレクソロジーを学んでみない?」と声をかけてもらったんです。

それが運命の分かれ道でした。

資格を取り、25歳のときに思い切って自分のサロンをオープン!

不安よりも「どこまでやれるか挑戦してみたい!」というワクワク感の方が大きかったです。

その後、経営を続けるために新たなことにチャレンジし、ヨガインストラクターの資格を取り、ヨガスタジオを開設。

外部講師としてジムやスクールで教えるようにもなり、“伝える側”としての自分が少しずつ形になっていきました。

 そして、身体づくりを本格的に学びたいと思って入会したのが、今の職場でもある「レガロス」

そこで出会ったのが、私の人生を大きく変えた星野太一さんでした。

星野さんの考え方、生き方、そしてお客様への向き合い方に深く感動して──

「私もこの人のように、人を本気で支えられるトレーナーになりたい」と心から思いました。

母の励まし、星野さんの存在があったからこそ、私はまた一歩前に進めたんです。

第5章:現在の活動・理念

今の私は、パーソナルトレーナー・ヨガインストラクター・コーチングのコーチ・リフレクソロジストとして活動しています。

やっていることは違っても、全部に共通している想いがあります。

それは──

「人の心と体を整えること」そして「与えたものは、自分に返ってくる」ということ。

自分が放つ言葉やエネルギー、関わり方ひとつで、人生の流れは本当に変わっていきます。

だから私はいつも、“自分にも相手にもプラスになる言葉と行動”を意識しています。

そして、かつての私のように、

「変わりたいけど、どうしたらいいかわからない」と悩む人の背中をそっと押せる存在でありたい。

お客様と一緒に成長していく瞬間が、私にとって一番の喜びです。

 今の目標は、レガロスという素晴らしい環境の中で、

「自分も、お客様も、一緒に輝ける人材になること」。

まだまだ成長途中ですが、その“過程”こそが私の生きるエネルギーです。

第6章:メッセージ・締めの言葉

 私の座右の銘は【自分がしたことは、必ず自分に返ってくる】

だからこそ、毎日を丁寧に生きていきたいと思っています。

人生は、誰のものでもなく“自分のもの”

どんな過去があっても、どんな苦しみを味わっても、

「今この瞬間から」何度でもやり直せる。

だからこそ、今を生きる“自分”を大切にしていきたい。

私の生き方を一言で表すなら──

『自分と周りの波動を高めながら生きること』

これからも、自分の成長を楽しみながら、

関わるすべての人の心に“安心”と“前向きな光”を届けていきたいと思っています。