飛距離を維持する!寒い日の体の使い方

こんにちは!熊谷と前橋にあるパーソナルトレーニングジム、レガロスの星野です。


冬のゴルフシーズンになると、「飛距離が落ちた」「体が回らない」「スイングが硬くなる」といったお悩みをよく耳にします。
寒さによって体温が下がると筋肉が動きづらくなり、スイングの可動域が狭くなるため、パフォーマンスに影響が出やすくなります。

しかし、体の使い方やウォーミングアップを少し工夫するだけで、寒い日でも安定したスイングと飛距離を維持することは十分に可能です。
本記事では、レガロスで実際に行っているトレーニング理論をもとに、**「寒い日の飛距離を落とさない体の使い方」**を詳しくお伝えします。


目次

◆寒い季節に飛距離が落ちる原因

寒い日に飛距離が出にくくなる理由は、単に「気温が低いから」ではありません。
主な要因は以下の3つです。

  1. 筋肉の温度低下による可動域の制限
     筋肉が冷えると伸び縮みがしづらくなり、スイング時の回転動作に制限が出ます。特に股関節や肩甲骨まわりが硬くなると、クラブのスピードを十分に生かせません。
  2. 下半身の安定感の低下
     寒さで感覚が鈍ると、足裏のバランス感覚が落ち、下半身の粘りが弱まります。その結果、上半身に頼ったスイングになり、力みやすくなってしまいます。
  3. 呼吸の浅さによる集中力の低下
     冷たい空気の中では呼吸が浅くなりやすく、結果的に体幹部の動きや軸の安定性が損なわれます。

これらの要因を理解し、体を温めながら正しく使うことで、冬のゴルフでも安定したスイングを実現できます。


◆飛距離を維持するためのウォーミングアップ

ラウンド前の準備運動は、冬こそ入念に行うことが重要です。
レガロスでは、以下の3ステップをおすすめしています。

① 股関節を動かす「ダイナミックストレッチ」

腰を中心に体をねじる動きで、スイングの土台となる股関節を温めます。

方法:

  • 両足を肩幅よりやや広く開く
  • 両手を胸の前で組み、上半身を左右にゆっくりひねる
  • 反動をつけながら20回ほど行う

これにより、骨盤の可動域が広がり、腰の回転がスムーズになります。

② 体幹を目覚めさせる「プランク+肩甲骨の動き」

クラブを振る前に、体幹を軽く刺激しておくとスイングの安定性が高まります。

方法:

  • 肘とつま先で体を支えるプランク姿勢をとる
  • 肩甲骨を寄せるように軽く上下に動かす
  • 30秒×2セットを目安に行う

体の中心を意識することで、下半身と上半身の“つながり”が生まれ、効率的なスイングが可能になります。

③ 下半身の地面反力を引き出す「ヒールアップスクワット」

寒い日は地面反力(地面を押し返す力)が弱まりやすいですが、この動きで感覚を取り戻せます。

方法:

  • 足を肩幅に開いて立つ
  • かかとを上げたまま軽くスクワット(10回×2セット)
  • ふくらはぎを意識して体を支える

このトレーニングにより、下半身の筋肉がしっかり働くようになり、安定感のあるスイングが可能になります。


◆寒い日のスイングで意識したい3つのポイント

1. 力を抜いて“しなやかに”振る

寒いとどうしても体が硬くなり、クラブを強く握ってしまいがちです。
グリップを軽めに持ち、肩の力を抜いてリズムよく振ることを意識しましょう。

2. 体幹から動かす

腕だけで振ろうとすると力みが増え、飛距離が落ちます。
おへそをターゲット方向に回すようなイメージで、体幹主導のスイングを心がけてください。

3. フィニッシュをしっかり取る

寒いと動きが小さくなりがちですが、フィニッシュまで振り切ることで、
スイング全体のバランスが整い、クラブスピードを維持できます。


◆まとめ

冬のゴルフでは、寒さによる筋肉の硬直やバランス感覚の低下が飛距離を左右します。
しかし、股関節や体幹をしっかり温め、スイングの“つながり”を意識することで、季節に関係なく安定したショットを打つことができます。

体を整えることは、パフォーマンス向上だけでなく、ケガの予防にもつながります。
寒い季節こそ、丁寧に自分の体と向き合いながらプレーを楽しんでいきましょう。

レガロス熊谷・前橋では、初回体験レッスンを60分5,500円で実施中です!LINEからお気軽にお申し込みください。

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